Java対応 仮想データベースソフトウェア LinkmaxES アーキテクチャ

 

 

LinkmaxES は分散データを論理統合しアプリケーションから単一のデータベースとして利用できる機能と、
分散データベース間のデータ移動、分散データベースの統合・同期を簡単な設定のみで可能にしたEII構築専用ミドルウェアです。
アプリケーションからアクセスするインタフェースとしてはJava APIを装備し、
散在する情報ソースを統合して仮想データベースとして利用するための様々な機能で構成され、
J2EE環境上で動作するコンポーネント群として提供しています。

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APIと管理コンソール
アプリケーションからアクセスするためのインタフェースです。
Java APIを提供し、データの読み書きに加えてルールの呼び出しが可能です。
管理コンソールはLinkmaxESのほとんどの設定をWebブラウザから実施可能なアプリケーションで、Java APIを利用して作られています。

 

統合管理コンポーネントとリポジトリ
仮想データモデルを実現するためのコンポーネントです。
データソースとなるシステムにある、実データを統合し仮想データモデルとして、API経由で利用できるように設定・管理を行います。

 

ルール
仮想データモデルの作成の際にデータのマッチングを行ったり、
データソースの実データをある一定の処理を介して統合することができる機能です。さまざまな文字列操作関数を持ちます。

 

データアクセス・インタフェース
様々な種類のデータソースに対するアクセスをすべて同一の方法で行えるようにアクセスを標準化しているコンポーネントです。

 

エンティティ
データソース固有のアクセス方法を設定したデータアクセス・コンポーネントです。
RDBMS用、ノーツ/ドミノ用、ファイル用などが用意されています。
標準で提供されていないエンティティを接続先のAPIに合わせて開発することができます。